ついに、マイホームを購入しました!
いつかそんな報告をしたいと思っていたけれど、実際に口にする日が来るとは。。
夢のマイホーム♪
それでもまだ、やっぱり、あまり実感はないんですけどね。
マイホームの契約書にサインしてきました☘️
我が家の家族構成や将来のことを考えて、夫婦で話し合い、賃貸に住み続けるより買う方がベターだと結論付けたので、夫婦でこれからも二人三脚で頑張っていこうと思います! pic.twitter.com/8biXlFY4Wo
— Rio@猫好き投資家🐾 (@Nami_706) August 1, 2021
ココちゃんが産まれ、マイホームを買い。
2021年は、人生の大きな節目となりました。
なぜ家を買うことを決めたのか
ココちゃんが産まれたことが大きな理由。
都内の1LDKの賃貸マンションの我が家が手狭にならないか、不安がなかったわけではないのですが、
「小さな赤ちゃんが増えるだけだから、きっと大丈夫!」
と、出産後の生活を甘く見ていましたが、これが大間違い。
- エレベーターがないので、ベビーカーでお出かけできない!
- ベビーグッズは場所を取る。。片付けても片付けても部屋が狭い!
- 赤ちゃんグッズで、猫が走り回るスペースが減った・・・
- 夜の猫の運動会の音で赤ちゃんが起きてしまう・・・
- 将来、子供の足音が階下に響くのが不安・・・
より広い賃貸マンションも検討しましたが、ペット可&2LDK以上となると、物件もほとんど見当たらない・・・あったとしても家賃が+8万円くらいと本当に高くなっちゃうし、家の広さ・駅からの距離・内装のきれいさといった条件が全然合わない〜(>_<)
それならば購入した方が良いのでは?と思い至り、本格的にマイホームについて検討するようになりました。
経験談の前に・・・自己紹介
実際にどのようにして意中のマイホームに出会ったのか。
その体験談をお伝えする前に、私たち家族について少しご紹介します♪
家族構成
私たちは、猫2匹と人間3人のファミリーです♪
- 猫:ノアちゃん&リリィちゃん
- 夫:商社事務
- 妻(RIO):メーカー事務
- 娘(ココちゃん):0歳
住宅ローンを夫婦で組む(=ペアローンにする)場合、育休取得中だと
・審査が厳しくなる
・利率が高めに設定される
・提出書類が増える
といったことがありますので要注意です。
年収、予算
私たち夫婦は共働きで、世帯収入は税引前で1,000万円ほど。
以下の理由から、フルローンを組みました。
・子供が産まれたばかり&私が育休中で、生活防衛費としてのキャッシュを多めに手元に残したかった
・住宅ローンの事前審査の結果、最優遇の利率だったため、頭金を払わなくても当初想定していた月額の返済額より抑えられることが判明した
・夫婦でローンを組むと、住宅ローン減税の効果がより高かった
フルローンを前提として、担当者とも相談した結果、探す物件は新築戸建て、物件価格の予算を4,000万円〜5,000万円に設定しました。
私が育休中ということもあり、当初一般より高めの利率が適用されることを予想していましたが、嬉しい誤算で銀行から最優遇の年利を提示されて、物件がより探しやすくなりました!
私たちがこだわったポイント
物件を探す上で、金額と住居の形態以外にも、ここだけは譲れないという条件を前もって明確にしておくと、その後がスムーズ。
私たちが住居に求めた条件はこちら。
- 駅から徒歩15分以内
- お互いの通勤が片道1時間以内
- LDKが15畳以上
- 公立学校でも評判が悪くない学区
- 徒歩10分以内に動物病院がある
私は毎日の生活のことを考えて駅徒歩や通勤を、彼は長く住むことを見越して住まいの心地よさ(=LDKの広さ)や子供の学区を重視。
もちろん他にも、周辺環境(スーパーや公園)、住居の設備(床暖房やパントリー)など希望する条件はたくさんあるけれど、全て叶える物件はなかなかないし、たくさん条件がありすぎると迷走しそうだな・・・と思い、私たちはこの5つを軸にして物件探しを始めました。
マイホーム探しの体験談
いよいよここから、実際にマイホームに出会うまでどのように物件探しを進めたのかをご紹介します。
SUUMOで物件チェック
今回のマイホーム探しでは、SUUMOをとにかく使い倒しました。
検索しては気になった物件をお気に入りに登録。
週が変わると新着物件が登録されるので、またチェックして・・・
お気に入りには上限の50件分登録され、常に比較して脱落する物件を落として・・・の繰り返し。
SUUMOから資料請求
実は私は、SUUMOでの物件検索でお気に入りにどんどん登録しつつも、そこから資料請求するまでにとっても時間がかかりました・・・
なぜなら、営業攻撃が怖かったから!!!汗
これまでも私の電話番号がどこからか流出したようで、「不動産投資興味ありませんか?」っていう電話がたまにかかってきてて、正直うっとうしくて・・・
SUUMOで検索してはお気に入りに登録することを繰り返すこと、半月。
意を決して、お気に入りの中から当時一番気になっていた中古マンションについて資料請求をしてみることに。
すると、担当者から「残念ながら、今週末契約予定です」という、あっけない返事が。
気になった物件があったら、早めに資料請求or内見予約をしよう!
最初は、中古マンションを探していた
そうなんです。
私たちは最初、中古マンションを探していました。
戸建てと比べると立地もよく、24時間ゴミ出しできたりと、利便性が高く魅力的でした。
ただ、
- 広さは圧倒的に戸建ての方が良い
- 毎月の管理費・修繕費が高い
- ペット可のマンションが少なく、あっても規則が厳しい
という理由から、戸建てにシフトチェンジしました。
特に管理費・修繕費は想像以上に高く、物件価格も戸建てと比較すると1,000万円ほど安いものから選ばなくてはならなくてはなりません。
- マンションの場合、物件価格に加えて毎月の管理費・修繕費の支払いがあるため、毎月の支払額が高額にならないように注意。
- SUUMOで「ペット相談」で該当する物件も、ルールが厳しい(1匹しか飼えなかったり、鳴き声の小さな鳥しか飼えないというものが多かった)。
- そもそも、ペット可のマンションはまだ少ない。
なぜ新築戸建てなのか?
広さとペット飼育のルールの厳しさの問題によって、マンションから戸建てにシフトチェンジした私たち。
「でも、なんで新築戸建てなの?中古は?」
理由は2つあります。
1つ目は、住宅ローン減税の対象となる物件は、築年数に一定の基準があること(もちろん新築である必要はないです!)。
そして2つ目は、中古物件の場合保証が不十分で、万が一の時に泣き寝入りするケースが少なくないと聞いたことです。
物件に何らかの瑕疵があれば、売主に相応の保証を求める権利は買主として当然持っていますが、個人間の売買だとやりとりも面倒ですし、こじれて裁判になったところで証拠集めも一筋縄ではいかないでしょう。裁判に勝っても、相手に資産がなければ結局お金は戻ってこないし・・・
一方新築戸建てなら、売主は法人で資金力も保証条件もしっかりしているので、安心感があります。
住宅ローン減税を受けたいなら、事前に条件をしっかりチェックしよう!
内見した物件の数、探し始めて契約するまでの期間
中古マンションを含めたら、内見した物件の数は15軒。
中には「いいな」とかなり好印象な中古マンションもありましたが、やはり広さを重視する私たちにとっては戸建てには勝りませんでした。
色々な物件を見たり、各社の担当者さんのお話を聞いて希望がドンドン変わることもあるので、1軒目で決めるのはリスクが高いかも?!
最初に資料請求をしてから契約書にサインするまでは、約1ヶ月半。
物件の内見に行くのは、なかなか面倒なものです。
「今週は内見はいいや」とサボってしまうと機会を逃すしマイホーム探しの情熱も消えそう・・・と思い、毎週(というか週に何度も)物件の内見の予定を入れて一気に決めたので、私たちの場合は平均よりかなり短期間のうちに決めたんじゃないかと思います。
短期間で探したもう一つの理由は、ココちゃんの保育園。
私は来年4月に職場復帰を希望しており、来年4月の入園に合わせてココちゃんの保育園を探すには、夏の間に住居の目処をつけたかったんです。
復職後にマイホームを探すことももちろんできましたが、
「転園するとココちゃんも保育園のお友達とバイバイしなきゃいけなくてさみしいかな?」
とか、
「転園先ってすぐ見つかるのかな?」
とか色々不安に感じ・・・
ココちゃんの保育園入園前にマイホームが決まって、一安心です。
- 子供がいる場合、マイホーム探しは子供の成長(入園・入学)から逆算する!
- 住人の年収が高いエリアは、子供を私立に通わせる傾向が強く、その結果公立学校は生徒のレベルが落ちるとのこと(不動産屋さん談)。
- 「良い学区」を軸に選ぶのも大事だが、そこまでこだわらないのであれば、「問題のある学区を避ける」という選び方がオススメ(不動産屋さん談−2)。
契約・手付金
事前にググって見つけた情報だと、「手付金は物件価格の5〜10%」ということでしたが、私たちの場合は、50万円。
交渉次第でもう少し安くすることもできそうでした。
手付金はキャッシュで準備し、契約時に売主に手渡しするのが一般的。
大金を持ち歩くのも不安だし、「その場で振り込みじゃダメですか?」と提案したものの、特別な事情(遠隔地でリモートで契約するとか・・・)がない限り、認められることはあまりないそう。
その他、契約時のポイントはこちら。
- 売主さんとの契約締結の前に、担当者さんと契約書や確認事項をよく確認し、分からないことはどんどん質問して明確にしよう!
- 住宅ローンの事前審査・本審査で印鑑証明書を使うので、まだ印鑑登録していない人はあらかじめしておこう。
- 特に産休・育休中の人、転職したばかりの人は必要書類が多いかも。
- 直近の給与明細・源泉徴収書を探しておこう。
最大の教訓は「他人より早く動け!!」
これからマイホーム探しをする人に、1つだけアドバイスするとしたら、
「他人より一歩早く動け!!」
この一言に尽きます。
私たちが理想のマイホームに出会ったのは、連休中でした。
チラシを見て気に入り、実際に内見をしても希望条件全てを満たす、まさに“理想の家”。
すると内見の帰り道、別の家族連れがその物件に内見に来ていてすれ違いました。
しかも2組も!
一戸建てはファミリー層に人気ですし、連休中ということもあって内見する家族が多い時期でした。
これまでたくさん物件を見てきた中で、私たち夫婦2人ともが気に入った物件は他にないこと、これ以上好条件の物件はなかなかないだろうという気がしたことから、私たちの内心では「ここに決めたい」という想いがありました。
一方で、やはり数千万円のお買い物なので、「もう何軒か周ってみるべき?」「本当にここでもいいの?」という不安ももちろんあり・・・
迷いに迷った挙句、その物件の内見の後は帰宅する予定だったのを急遽変更し、物件申し込みをすることにしました。
その日の夜は、「ホントによかったのかな・・・?」という不安であまり寝れず・・・
その翌日から手付金の支払いや契約などの手続きに進みましたが、その最中に売主側の担当者さんから聞いた話によると、私たちが申し込みをした後にも3件申し込みがあり、また実は私たちが買う前にも取引が成立しそうになっていた(その人は、結局ローンの審査が下りず、取引が白紙になったそう)、とのこと。
先手必勝!!!
あなたが気に入った物件なら、他の人も同じくらい気に入ってるはず。
家は一点もの。
他の人に取られちゃうと、すごく悔しいですよ。
最後に
ひと昔前は、「結婚して、マイホームを建てて、子供を産んで・・・」というのが人生のテンプレートでした。
今は、住まいについて【賃貸vs持ち家】の議論がたびたび白熱し、「何が正解か」は自分と家族のスタイルや将来設計、価値観によって変わってきます。
私たちは、家族構成や将来の計画、賃貸と購入の物件の内容や支払額などを比較検討し、このタイミングで家を買うことを決断しました。
この記事が、これからマイホームを探そうとする人の役に少しでも立つと嬉しいです★