マイホーム

『家を買いたくなったら(令和版)』を読んで、家を買いました。

家を買うと決意して最初に手にした本が、これからご紹介する『家を買いたくなったら(令和版)』

 

 

RIO
RIO
結論からいうと、とても参考になりました。特に私は物件の売買取引について経験もなかったので、この1冊で基礎をしっかりと学べます。

 

『家を買いたくなったら(令和版)』の概要

本の内容に触れる前に、本の概要をご紹介します。

 

若くても、独り身でも、何も知らなくても、理想の家は必ず買える。
人生100年時代の「家」の考え方、選び方、買い方。

平成の超ロングセラーを大幅に増補改訂!
住宅購入の基本の知識に、不動産をとりまく経済・社会の最新情報を盛り込んだ決定版。
この一冊で、絶対後悔しない家の買い方がわかります。

不動産価格は今後どうなるの?
低金利のうちにローンを組んだほうがいい?
買うならオリンピック後のほうが得? etc…

住宅購入の定番書に令和時代の最新情報を大幅加筆。新築一戸建て、リノベーション物件、タワーマンション等々、エリアと物件の見かた、選び方から住宅ローンの組み方まで。さらに不動産価格の高騰、超低金利、長寿命化…etcと、新たに不動産をとりまく状況と考え方を合わせて解説。カラー口絵は新装版!

Amazon紹介ページより引用

 

巻頭に、カラーでいろんな人のマイホームの写真が掲載されています。

タワーマンションや戸建てリノベーション物件・・・

 

それぞれの家庭が独自のライフスタイルを築いているように、マイホームの形も全然違うなぁ。

 

それが、この本を手にとって最初に思い浮かんだことでした。

 

WAVE出版
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参考にしたポイント

本書は、家に対する考え方からお金の話まで幅広くカバーする、中身の濃い一冊。

その中でも、私が家を買う際に参考にしたり実践したポイントをピックアップしてご紹介したいと思います。

 

 

家に求める条件を明確にする

39ページから40個にわたって家の条件が列挙されているので、まずはこのチェックリストを使って、自分たちの希望を明確にすることが第一歩

 

ただリストには少し抽象的な条件が含まれているので、自分たちの生活スタイルに合わせてより具体化することが大切だと感じました。

 

例えば私たちがチェックした条件は以下の4個。

  1. 子供の通学、学区を最優先に家を選びたい
  2. 時間を効率よく無駄にならないように使いたい
  3. とにかく広い家に住みたい
  4. とにかく家ではくつろぎたい

 

これを基に、自分たちの生活に落とし込んだ条件がこちら。

  1. 駅から徒歩15分以内
  2. お互いの通勤が片道1時間以内
  3. LDKが15畳以上
  4. 公立学校でも評判が悪くない学区
  5. 徒歩10分以内に動物病院がある

 

ココ
ココ
“時間を効率よく”=駅から徒歩15分、”広い家”=LDK15畳以上、と自分たちの住む地域や生活スタイルに合わせて、条件をより具体化させていったよ。

 

2〜3年ほど前から、市場に出てくる物件の数が減ってきているそうです。

とはいえ、数ある物件の中からベストの物件を選ぶためには、条件をしっかり定めなければなりません。

 

私たちは当初、良いと思った条件は片っ端からチェックして絞れておらず、軸がズレて物件探しが難航・迷走する原因になってしまっていました・・・

 

家に求める条件を決めることが家探しの最初の一歩。

でも選びすぎには注意。優先度が高い事項をしっかり見極める。

 

物件の周辺を自分の目で確かめる

お気に入りの物件が出てきたら、しっかり情報収集をしましょう。

 

「●●駅 住みやすさ」と検索すると、治安や交通の便、買い物のしやすさや飲食店の多さなど色々な角度から分析したサイトがいくつも出てきますし、Google Mapのストリートビュー機能を使えば、実際の写真から家の周辺の道路の幅の広さや交通量、飲食店の並びなどを事前にチェックすることができます。

 

 

特にこのコロナ禍ではなかなかいろんな場所に足を運ぶのも大変ですから、こうしたツールを使ってできる限り情報収集できるといいですよね。

 

 

また本書でも下記のように述べられていますが、候補地も最初は多めに挙げると良いと思います。

 

また、「ここでなければ!」と決めつけてしまわず、できるだけいろいろなエリアに足を運び、目で見てみることも大切です。

多くの人が「いい」「住みたい」と考える地域以外にも、理想とするイメージや育った環境と似たエリアが見つかることが少なくありません。考えてもみなかった場所に、意外に「これ!」という環境があったりするものなのです。(P69)

 

RIO
RIO
私たちも、当初「ここは何にもなさそうだからなぁ・・・」と候補から外していた駅付近で魅力的な物件が出てきて、不動産屋の担当者さんに話を聞いたりネットで情報収集したり、学区を調べたりしたところ、とても魅力的な場所だと分かり、結果的にその場所でマイホームを購入するに至りました!

 

最初のうちは、候補となる場所(駅)は絞りすぎない。

場所がネックだからとすぐ物件の候補を捨てない。意外とお宝に出会えます!

 

信頼できる不動産会社の担当者と出会う

マイホーム探しにおいて、良い担当者さんと巡り会うことはとても大切。

せっかく安くない仲介手数料を払うことになりますし、良い担当者さんと組めば最高の物件探しができるはず。

 

 

SUUMOからの問い合わせを介して5店以上の不動産屋さんとやりとりしましたが、自分に合う担当者さんはそんなに多くはありません。

 

RIO
RIO
今回契約までお世話になった担当者さんは、私たちが当初考えていた予算について「それだと少し高すぎます」と言いにくそうなこともズバッと助言・指摘してくれたり、住宅ローンや住宅ローン控除の仕組みについて何時間もかけて分かりやすく説明してくれたりと、とても信頼できる人だなぁという印象でした。

 

不動産屋さんにも、こちらが真剣にマイホームを探していることがしっかり伝わるよう、本書75ページにある以下(※概要のみ)のルールを守って担当者さんとお付き合いしなければなりませんね。

 

基本の4原則

(1) しっかりと返事を返す

(2) リップサービスは禁物

(3) 業者さんの車に乗らない

(4) 不動産業者さんの良し悪しを見極める              (P77)

 

不動産屋さんも千差万別。自分に合う担当者さんを見極めよう!

そして担当者さんに真剣に向き合ってもらうために、こちらも誠意を持って対応しよう。

 

最後に

本書は、新築戸建てから中古マンションまで幅広くカバーしていますし、特にお金に関するポイント(住宅ローンの金利や購入時にかかるお金など・・・)についてかなり詳しく説明してくれているので、「よし、マイホームを買おう!」と決意したばかりの人に特におすすめです。

 

この本を手に取った人が、私と同じように素敵なマイホームに出会えることを願っています・・・♪