ちっぽけな行動に見えることも、毎日積み重ねることで私たち自身や生活を驚くほど大きく変えてくれます。
大事だと分かっているのに、そして1つ1つの行動は数分で終わるのに、すぐ忘れてしまって長続きしない。
そんな生活を変えるヒントになればと、『人生を大きく変える小さな行動習慣』(S.J.スコット)を読みました。
効率化マニアが考案した効率化メソッド「習慣スタッキング(Habit Stacking)」。
「3日坊主で終わってしまう」「何をやっても続かない」「忙しくてできなくなった」ーーいい習慣とはわかっていても、新しい習慣を取り入れ、定着させるのは誰でも難しいものです。
アメリカの効率化マニアである著者は、「小さな行動習慣」の繰り返しこそが人生を大きく変えるといいます。
そこで、著者が考案した手法が、「習慣スタッキング(Habit Stacking)」です。このメソッドを取り入れれば、人生の質を上げる習慣を、いつの間にか定着させることができます。 (Amazon作品紹介ページより引用)
上述のとおり、習慣スタッキングとは1つ1つは5分以内に済むような小さな行動をまとめて行うことで、うっかり忘れてしまったり後回しにすることを防止するアイディア。
起床→歯磨き→洗顔→メイク→全身日焼け止め→洗濯物の片付け→ごみ捨て→体重測定→ヨガorストレッチ→1リットルの水筒に水を用意→にゃんずのご飯を用意→ココちゃんの登園準備→自分の身支度→出社/勤務開始
時間のない朝ですが、本書を参考にいくつか新しい習慣を取り入れました。
例えば、1リットルの水筒の準備。
出産後から定期的に整体に通っていますが、毎回「水分をもっと摂りましょう」と言われます。水分不足で筋肉が固く、肩凝りなどの原因になっていると教えてもらいました。
それでも、1日に水を2リットル飲むという本当に簡単なことがなかなか実現できずにいました。
仕事をしていても、休日で家事・育児をしていても、よっぽど喉が渇かないと、水を飲むことっておざなりになってしまいます。仕事に集中するためのコーヒーは積極的に飲むので、結局体内の水分不足を引き起こす、という悪循環・・・。
本書で紹介されている著者の朝のルーティンに「1リットルのレモン水を水筒に入れる」という項目があり、「これだ!」となりました。
私の朝のルーティンはキッチンで行うことが多いです。
そこで、朝のルーティンの最中に1リットルの水筒に水を入れ、それをデスクなど身近な場所に置き、午前と午後に1本を空っぽにするようにしました。
本当に簡単ですぐに実現できそうなことなのに、なかなか生活に定着しないことって意外と多いのではないでしょうか。そんな小さなことだけど人生で見たら大きな変化をもたらしてくれるきっかけをもらいました。
入浴→スキンケア→ヨガorストレッチ→1日の振り返り(日記)→今週&来週のToDoを確認→そこから逆算して明日やるべきことを整理→SNS更新→読書(たとえ数ページでも読む癖をつける)
私は今年(2023年)から紙の手帳で
- 毎日の日記、出来事
- その週のTo DO
を記録するようにしています。
その習慣を利用し、「今の進捗」と「未来の予定」を日々チェックしながら「明日やるべきこと」を、毎晩ある程度考えて予定を立てるようになりました。
朝一でやるほうがいいのだと思いますが、特に子育て中のワーママの朝は私生活だけでも非常に慌ただしく、それに加え、フルタイムの勤務時間を確保するために朝早くから勤務スタートするため、ゆっくりその日の予定を立てる時間がありません。
- 小さな習慣の積み重ねが長期的にみて大きな変化をもたらす。
- だが、私たちの生活は多忙で小さなことを忘れやすい。
- すでに定着している習慣に新たな習慣を追加することで、容易に日常生活に新しい習慣を取り入れることができる。