ココちゃんが産まれて、早4ヶ月。
毎日が試行錯誤で格闘する日々で、4ヶ月間はあっという間でした。
先日自治体の4ヶ月検診に行き、健康チェックや身体測定をしたり離乳食などの講義を受講してきたので、その時の様子をまとめます🌟
検診の内容・当日の流れ、所要時間
建物の2階で受付。事前に郵送され、記入済みのアンケート用紙を提出。
受付を済ませると、一家族に1つ手押しのワゴンを貸してくれます。
手荷物はそこに乗せて移動できるので、一人で検診に来るママ・パパさんも一安心。
荷物が多く往復の移動が不安だったこともあり、パパにもついて来てもらいました。
この日、パパ同伴は全体の3割弱ほど。
検診中、荷物はワゴンがあるので一人でも平気ですが、私の場合、講義の途中でココちゃんが眠くてグズグズ・・・
そんな時にパパがココちゃんを部屋の外に連れ出してあやして、私は講義を聞くという分担ができてとても助かりました!
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5分ほど待合スペースで待った後、助産師さんに呼ばれて小部屋へ。
まずは鈴がついたニギニギおもちゃをココちゃんの目の前に出して、目線の動きや聴覚のチェック。
「おもちゃ!!」と目を輝かせて手を伸ばすココちゃんを見て、少し褒められました。
このくらいの月齢では、まだおもちゃに自ら手を伸ばして掴もうとすることはあまりないとのことで・・・
次に、子育て全般についての問診。
そこでは助産師さんから、妊娠時から現在に至るまで下記のようなことを細かく聞かれました。
- 妊娠の経過は順調だったか
- 出産時に異常はなかったか
- 子育て環境(特にメンタル面)のヒアリング
- 今後の検診の予定と検診票を手渡しされる
- 質疑応答(※詳細は後述します)
またここで大切な書類を2つもらいます。
- ブックファースト引換券(最寄りの図書館に持っていくと、赤ちゃん用絵本2冊と交換できるチケット)
- 6, 7ヶ月検診、9, 10ヶ月検診の健診票
大体30分くらいでしょうか。
私より後に隣の席に座って別の助産師さんと話していたご家族が、私よりずいぶん先に席を立っていて、助産師さんによって所要時間がかなり異なる印象を受けました。
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その後、待合スペースで5分ほど待ち、次は身体測定と小児科の先生による健康診断。
お着替えスペースで肌着も含めて全て服を脱ぎ、おむつが汚れていたら替えて、バスタオルに包んでスケールに連れていき、
- 身長
- 頭囲
- 胸囲
- 体重
を測定。
その後、そのまま裸坊のココちゃんをバスタオルに包んだまま隣の部屋に移動し、小児科の先生による診察。
- 聴診器で胸や肺の音のチェック
- 股関節の動きがスムーズかをチェック
- 健康上、何か気になっていることはないか問診
ちょうどこの頃、特に足の部分の肌荒れ(乾燥)が気になっていたので相談してみました。
「心配し過ぎかな?このくらい普通かな?」とも思っていましたが、先生からは「やはり少し乾燥気味ね」と指摘があり、市販薬でも改善しなければ一度小児科を受診するようアドバイスをもらいました。
その際、「市販薬はお金がかかるけど、赤ちゃんだったら病院の診察も薬代もタダなんだから、気になることがあればどんどん小児科に行くといいよ」と言ってもらい、少し小児科に対する心のハードルが下がったように感じます。
その後さらに部屋を移動。
ベビーベッドが複数置かれた部屋があり、そこでココちゃんに洋服を着せてあげ、一連の検診は終了。
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次は、1つ上の階で講義を受講。
「離乳食の基礎」「赤ちゃんの歯磨き」「生後4ヶ月ごろの赤ちゃんの発育」の3つのテーマを入れ替わりで話していて、3つとも聞いたら退室できるというシステム。
※内容の詳細は後述します
全て終えて建物を出るまで、約1時間半ほどでした。
コロナの影響で一度に集める人も少なかったためか、意外と早く終わりました。
検診に疲れたのか、帰り道、ココちゃんはすやすや爆睡。
当日の持ち物
検診の案内表に記載がありますが、
- 母子手帳
- 保険証
- 記入を済ませたアンケート用紙
- バスタオル(おくるみでも代用可)
- おむつ替えセット一式
- ミルク(途中でお腹すいた時のため)
が必要。
バスタオルという記載だったのでバスタオルを持参しましたが、実際には健診時に裸にした時に体を包むためのものなので、おくるみでもOK。
私たちは夏真っ只中に4ヶ月検診を受けたので、私たちの分の飲料水や汗拭き用のハンカチなども役立ちました。
また検診時にチラシや参考資料などたくさんもらうので、A4の書類がスポッと出し入れできる大きめのカバンの方が何かと便利。
助産師さんとの問診で聞いたこと
片方(左側方向)にしか寝返りしない・・・
▶︎心配しなくてOK!大人でも「右(左)の方がやりやすい」ということはたくさんあり、赤ちゃんもそれと同じ。いつか両方できるようになる。
ミルクの飲みムラがある。
▶︎色々なことに興味が出てくる時期で、目に入ったものや聞こえるものに興味津々になってミルクや母乳を飲むのをやめてしまうことは珍しくない。何度かあげても飲まない場合は諦めて、また次欲しがったらあげるのでOK(そんなに神経質に心配する必要はない)。
生活リズムを整える方法
▶︎朝7時には起こす。眠っていても、カーテンを開けて陽を浴びせるなどして起こしてしまってOK。パパが出社する日・在宅勤務の日とあって難しいと思うが、なるべく同じ時間にお風呂(今後離乳食が始まったら食事も)を済ませる。
体重が7.2kg・・・女の子にしては体重あり過ぎ?
▶︎赤ちゃんのうちは個人差が大きく、成長曲線内であれば太っているとか気にする必要は全くない!
講義の内容
「離乳食の基礎」「赤ちゃんの歯磨き」「生後4ヶ月ごろの赤ちゃんの発育」、それぞれ約10分ほどの講義で、栄養士さんや歯科医師さんなどが親御さんに向けて基礎的な内容をわかりやすく説明してくれました。
備忘録も兼ね、各セッションのポイントを簡潔にまとめました。
離乳食の基礎
- 大人の食事に興味を持っている、よだれが増えるなどの兆候が見られたら、機嫌の良いタイミングを見計らって離乳食スタート。
- まずは10倍粥をスプーン1杯から。1週目は10倍粥を少しずつ増やすのみ。
- 2週目からは野菜(ビタミン)を、3週目からはタンパク質(大豆類や白身魚など)を加える。
- 離乳食の準備を難しく考える必要はない。子育て中は体が資本なので皆さん栄養バランスの取れた食事を用意していると思うので、そこから野菜などの材料を取り分けて手を加えるだけで準備できてしまう。
「離乳食の準備は心配するほど大変じゃないよ」と強調されていました。
特に離乳食未体験のママ・パパさんを安心させるための優しさからだと思いますが、食事を全て手作りしているのを前提に離乳食のアドバイスをしているのが気になりました。。。
私のように、宅配やミールキッドのようなサービスに頼っている人は少なくないはず。
今の時代、自分で容易に調べられるとはいえ、情報をうまくキャッチできない人もいるはずなので、ベビーフードの利用など、もう少し手軽な方法も紹介してあげたほうが良かったんじゃないかなぁと個人的には思いました。
また、WHOは離乳食ではなく補完食という言葉を使って、上記とは全く異なる説明をしています。例えばお粥は栄養が十分に補えないということでWHOは推奨していません。
検診での情報発信も、お決まりの内容ではなくて、親が選択肢を持つことのできるように広い情報を伝えられたらいいのかな、と感じました。
赤ちゃんの歯磨き
- 歯が生え始めるのは生後半年ごろ。下の歯から生える。
- 歯が生える前から、歯ブラシでの歯磨きに慣れさせましょう(最初は歯ブラシを軽く歯茎に当てるだけでも良い)
- しっかり歯磨きを始めるのは、赤ちゃん用の歯ブラシが当てられるだけ歯が生えてから。
- 自治体が実施する歯科検診をきちんと受けましょう。
生後4ヶ月ごろの赤ちゃんの発育
- 寝返りができるようになる子供が多いが、まだできなくても焦る必要は全くない。
- 傾向として、大きめベビーは体が重いため寝返りが遅い。
- 早寝早起きを習慣づけましょう。遅くとも7時には起きるようにがんばりましょう。保育園や小学校が始まるといずれその時間には起きなくてはならないので、今から習慣づけた方が後々楽になる。
4ヶ月検診を終えて
ココちゃんは、7.2kgと女の子の中では大きめの体重でした。
同じ時期に生まれた赤ちゃんばかりのはずでしたが、ココちゃんよりはるかに大きな子や新生児のように小さな子と、本当に個性豊かで、赤ちゃんの成長は個人差が大きいので気にし過ぎないというアドバイスのとおりだなぁと実感。
ココちゃんがこれからも何の問題もなくすくすく育ってくれるように、親として精いっぱいサポートし続けます🎵